人気ブログランキング | 話題のタグを見る

植物繁殖学 セカンドシーズン   

今日の授業から前期園芸学でもあった連携プレー 先生が替わります。
残り2回がいつもお世話になってる教授の授業です。この教授の授業は雑談が入り
ますので、面白いですよ。つくづくこの教授は頭の回転が速いな~って思います。
明後日の方向の雑談が・・実は本論に戻ってくるところがすごいです
荻原教授<--居残りがお世話になってる先生です。

昨年、先生が「人が学ぶ植物の知恵」って言う本を出しました。これ読むと人間より
遙かに植物は進化してるな~って思います。

野菜の繁殖を中心に講義をやるみたいですが、今日はせっせと種子繁殖の復習から
F1品種の作り方やらS対立遺伝子、自家不和合性などなど・・ダッシュで進めまして・・
昨日の「のらぼう」ではありませんが、固定種はこの辺が作用しています。

今日、昼間、打ち合わせが終わったら、少し時間が出来まして、去年撒いた「デライト」
の実生を、スプーンで掬いながら一鉢づつ植え替えをしました。

一本一本見ていたのですが、年内に発芽しますが、種皮をつけて上がってきます。
いつの間にか種皮を脱ぎ捨てるのですが・・
今日の授業の中でもありました。って言うか居残りのふむふむポイントなんですけど
授業の中では、花粉管が伸びて来て、胚のうに到達、花粉管が到達すると破裂する
ですって・・(理由は分からないだそうです)花粉管の中を通ってきて、精細胞が
胚のうに突入するですが、まぁそれで種が出来るですが、珠皮が種皮になるですって。

で先生が言っていました。種は次世代だと思っちゃいけないよ。珠皮が種皮になってる
訳ですから、親の組織ですから、種は2代で成り立ってる訳。
私は種は次世代だと思っていました。でその種皮が種が発芽すると脱ぎ捨てるでしょ。
お~ここで初めて母親からの手を離れるんだ~ってちょっと感動。おもしろいね。

今日の園芸作業が、夕方には座学にタイミング良くなりました。やっぱ面白いな・・
これが学校に通う前なら、ただ種をまいて、いい木にならないかね?って思う
だけですから、学問的には考え無かったです。

by inokorisan | 2009-01-26 20:40 | 大学のお勉強

<< 戻し交配とは・・ のらぼう >>