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永谷園   

今朝はよく寝られた。朝ご飯も食べました。

子供の頃から「永谷園」を愛用しています。お茶漬け海苔、味噌汁などなど・・
で・・今日は味噌汁の話。

NHKの大河ドラマ「利家とまつ」の中で、利家が味噌汁は荒子の豆味噌で作れ!ってマツ
様に言っていたのですが。細かい人ですね。

たまに「赤だし」が急に飲みたくなります。関東は米味噌ですから、たまに豆味噌食べたく
なります。

家業(ここでは母の会社の方ですね。父の会社の方では建築・不動産、母の会社の方では
飲食・美容・ベンディングが行われていました)で懐石料理屋をやっていたので、子供達の
食べる料理がお店から届くのです。料理人が作る料理なんですが、給食みたいなものですね。かっちゃん(板長の愛称)が作る料理も毎日食べてると、さすがに飽きてくるのですよ。ラーメンとか食べたいってね。
そんな賄いですが、味噌汁は普通の味噌汁。でもたまに日本料理屋ですから「赤だし」が
出るときがあるのです。あれは旨かった。毎日食べてる物ですから、アクセントが変わると
こうもかわるものか・・ってね。

給食のメニュー考える人はすごいですね。子供の好き嫌いあるなかで、私はガツガツ食べて
いましたよ。メニューの工夫だろうと思います。作り手は同じですから、どうしてもその人の
舌感覚になりますので、味の画一化につながっちゃうですよね。なのにそんな感じをさせない
給食のメニュー考える人はすごいな・・

時は過ぎて、自分でも料理屋さんをやるようになりました。その中でお店売りしてても頭打ち
になるので、配達始めたのです。結構売れる物なんですが、その延長線上に高齢者の給食
を思いつきやりました。
訳は、静岡の祖父の家で、高齢者給食を取っていたのですが、何度か食べるかい?って言
われて食べましたが、ただのお弁当ですから毎日食べるにはこりゃダメだな・・って思いまし
た。

そこでうちでは、お店で使う食器をそのまま盛って、あえて生ものもつけました。毎日配達
する訳ですから、生ものも大丈夫でした。
サービスを開始する前に、ちゃんと好き嫌いを聞いて、たまにはリクエストなんか受けて、
一日朝夕3千円でやっていました。夕に翌日の朝ご飯も一緒に配達。ただご飯だけは
炊いてね。ってね。これは結構、好評でしたね。配達の時に安全確認も出来るし、話相手
も欲しいだろうし。

高齢者さん 奥さん先立たれたりして、自炊や外食、給食なんかでお金は持ってるのに、
食の束縛を受けてる人って多いって分かりました。あれはさびしいものですね。だから結構
喜ばれましたよ。朝、夕のサービスなのに、歩いてお店にお昼食べに来るおじいさんも
いました。どんだけ食べたいだよ・・って当時は思いました。

そんな給食サービスでしたが、私の本業支援でお店閉める事で終わってしまったのですが
大変怒られてしまいました。
そりゅそうですよね。その人に取っては、食べるの休止されちゃうですもんね。悪いこと
しちゃったな。って思いました。

まぁ私は父の急死で本業の建築不動産に戻ったのですが・・

ある介護会社の社長がやってきて、老人ホームを始めたい。そこであの高齢者食を売りに
したい。ついては居残りに役員で来てくれないか?って何度かヘッドハンティングに来られ
ました。
まぁ私はそれどころじゃなかったので、断ってしまったですけどね。子飼い送り込んで事業
やる方法もあったのですが、そこまでパワーが出ませんでした。

その数年後にワタミが介護事業を始めました。

何故?飲食が介護ビジネス?って話題になりましたが・・
私の中では当たり前の流れでした。お店やってるときの戦略では、行き着く先は老人
ホームの経営って社員に発破かけていましたからね。
飲食頭打ちでしたから、打開先が・・このノウハウって思っていました。

やっぱ食べることは楽しいことです。毎日、口を動かして、食べ物投入。なんであんなに
楽しいのでしょうかね?

by inokorisan | 2008-09-20 07:49 | 閑話

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