十三人の刺客   

おととい、昨日と大雨はすごかったですね。昨日は夜中に映画を見に行った
のですが、3時ぐらいに戻ってきて、車の中で雨音を聞いていました。

さて、見てきた映画は「十三人の刺客」

土曜日に見よう見ようと思っていたのですが、TBSラジオ土曜日の夜9時から
ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」がやっていて、その中の
コーナー(シネマハスラー)で映画批評をやっていて、「十三人の刺客」の批評
でした。

映画批評って結構辛めになりがちですが、宇多さん十三人の刺客を絶賛して
いました。

こりゃ見に行かないと・・

でその批評を聞き終わって、映画館に行ってきました。

結果から申しますと、かなりイイ。期待を裏切らなかったと評しましょう。

稲垣吾郎が冷酷非道なお殿様で、それが将軍の弟にして来年には幕府の
要職である老中就任が内定。その非道さには幕府も決断し、旗本お目付け
役島田新左衛門に暗殺を命じた。その島田の元に島田以下十三人の刺客
が集まり、参勤交代で国元に戻る際、落合宿で暗殺を企てる。

徳川の泰平の世には既に戦もなく、武士の存在価値が問われており、主君に
勤めるか、民の為にあるものか、と武士道の解釈がポイントになってきてる。
武士道は泰平の世の武士の務め体系を現したものだが、もともと侍というも
のは平安時代にまで遡り、貴族が所有する荘園の警護から端をなしています。
その後、源氏、平氏と武士が台頭して、後に守護となってきます。守護の力関係
から戦国時代に突入し、徳川幕府の成立で封建制度の体系がなってきました。

その侍、武士が2種の大義に分かれて激突しています。
・民の為に働く大義
・主君の為に働く大義
泰平の世の徒花だな。と感じました。

話はよくある話です。七人の侍と同じように、侍の集め。

主役の役所さんは七人の侍だと島田勘兵衛(同じ島田性だし・・笑)
参謀役に松方弘樹は七人の侍だと五郎兵衛
槍の達人の古田新太は七人の侍だと加東大介の七郎次
六角精児の役は千秋実が演じた平八だな
伊原剛志ふんする浪人は七人の侍における剣豪の「久三」
若侍の庄二郎は勝四郎役
そして侍では無い山の民はもちろん菊千代様だ。

私の中ではキングオブ邦画は七人の侍で、こればっかりはリメークは
無理だろう・・と思っていましたが、さすが東宝 この映画で試験したな。
と思うほど、良く出来ていました。惜しくはラスト50分の激突シーンは
良しとして、前の作りこみを前半・後半の2部立てで良いから作りこんで
欲しかった。七人の侍は途中トイレ休憩が入って、野武士との激突

三池監督で七人の侍はリメーク出来る。と思う。

吾郎ちゃんの役柄、すごい暴君とはこの事を言うだな。と思ったけど
これも泰平の世の徒花。
先の宇多さんが評価していた山田孝之。いい役者さんだな。
そして松方弘樹はすげー殺陣が抜きに出てる。見得を切るところなんて
他の役者さんでは真似出来ないね。
ぜひこの勢いで三池監督に「七人の侍」をリメークしてもらいたい。

あと・・

今日、ラジオを聴いていたら、池部良さんが亡くなっただってね。
私、昭和残任伝が大好きでね。主演の高倉健の相方が重吉役が池部
良でものすごくいいのですよ。この映画は最後に必ず悪者の親分の所へ
主演の高倉健が単身で刀持って殴りこみに行くのですよ。その時に
お供いたします。って池部良が主題歌「唐獅子牡丹」と共に秀さんと
殴りこみに行くのがいいのですよ。特にシリーズ中「死んで貰います」
名作です。ただ、必ず先に重吉(池部良)が切られるちゃうですけどね。
私は主役の健さんの秀次郎よりも風間重吉がすごく好きです。
ご冥福をお祈りいたします。
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by inokorisan | 2010-10-11 03:32 | 閑話 | Comments(0)

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