モーリー逝く   

18年前(1992年)の9月12日に一匹のミニチュアダックスがうちの家で
飼われ始めました。名前はモーリー。突然、父が東急百貨店で購入して
きました。ちょうどその日は、スペースシャトルで毛利衛さんが宇宙へ出発
した日で、発射シーン見ていたときに、父が犬買ってきたぞ・・ってね。
初顔合わせしたので、毛利衛さんからモーリーと言う名前にしました。
英語表記はmollyね。

まぁそれから実家を出ることになった私について来て、5回いろいろな家
に住んできました。で6年前からまた実家に戻ってきて暮らしていました。

犬ってえらいな。って思う。私は一人暮らしで12年ほどどさ回りしてきた
のですが、帰りをちゃんと待っていてくれるのですよ。でいくら仕事で疲れて
いても、一緒に近所散歩してね。思い出だわ。無駄吠えもしないし、トイレも
しっかりしていて、利口な犬でした。

一度、怒ったのは、私の趣味でチャーチって言うイギリスの革靴が好きで
何足か集めていて、ある日帰ったら、箱から出してチャーチだけ噛んでる
ですよ。あれは参った、ほかにも靴あったのに・・ちゃんでチャーチばっかり
なんだよ・・って怒ったね。まぁ皮がいい香りだったのかも・・って思ったり。
靴だからまた買えばいいじゃない・・って思うけど、10年ほど前にチャーチ
がプラダに買われちゃって、オールドチャーチではなくなったので、興味が
うせてしまいました。今では1足だけオールドチャーチを大切に靴箱で待機
させています。そういえばボンドストリートのお店で足型取って靴作った
けど、あの時の木型は今でもあるのだろうか・・

そんないたずら小僧でしたが、かわいい顔つきで、カルモって言う雑誌に
よく出ました。駒沢公園で撮影したときは恥ずかしいけど私も出た。
今でもあの愛犬雑誌はあるのだろうか?

死の前に、ちゃんと挨拶したのはえらいな。って思った。前に妹が飼っていた
猫が、死の前日に、あまり猫が好きじゃない私の部屋に来て、すりよって
きてね。次の日にあれは旅立ちの挨拶なんだ・・って思った。人間より義理
を欠かさないと思っています。
モーリーも今日。仕事から帰ってから、居間にいる私をワンワンって呼んで
ね。そろそろいくよ。って言ってる気がした。いよいよ8時45分にワンワン
ってほえて、母と見守っていて、スプーンで死に水を取ったら、その直後
に亡くなりました。

利口な犬だな。って常日頃から思っていたけど、死ぬ瞬間まで立派な犬
だと思った。私がいつかあの世に行ったときは、また一緒に暮らしたいです。
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by inokorisan | 2010-06-20 00:03 | 閑話 | Comments(10)

Commented by 亜果樹 at 2010-06-20 17:28 x
可愛い愛犬とのお別れ、お察しいたします。
まして普通の駄犬ではないモーリー君、最後のあいさつもしっかりして旅立つ律義さ、空を見たくなりますね。
一期一会、人と犬も同じですね。ご冥福を祈ります。
Commented by セティ1世 at 2010-06-20 19:50 x
いいお話じゃないですか。
読んでて涙でてきそうになりました。
いろんな思い出を思い起こしてあげてくださいね。
Commented by kaizu_3 at 2010-06-20 22:29
家族の一員同様だったでしょうから、辛いものがありますね・・・。あれこれ思い出があることと思います。我家にも子犬が居ますので、いつかは・・・。
悲しいことですが、ダックスの平均寿命は14−5年と言いますから、18年とは、モーリー君頑張りましたね!
Commented by inokorisan at 2010-06-20 22:56
>亜果樹さん
律儀な犬でしたね。俺は逝くからみんな見守れ・・ってわがままだったのか・・?母親が末期の水を与えてから死ぬなんて出来た子でした。
Commented by inokorisan at 2010-06-20 22:58
>セティさん
生き物はいつか死にますからね。まぁ仕方ない事です。今日、霊園に連れて行きましたので、明日は火葬です。
Commented by inokorisan at 2010-06-20 23:05
>かいづさん
18年はすごいと思いますよ。ドックフードを朝あげるのですが、自分で調整しながら食べるですよ。私なんかあるだけ食べて、腹減ったって言うのですが、犬は出来た子でした。ただかわいそうだったのは、繁殖で種付けに請われて行ったことあるのですが、獣医が一生懸命種付けしたのですが、どうも不能だったみたいで、勃起が不十分でした。その後、ほかの若い犬がつけたのですが、その勃起力を見てショックだったみたいで、その日を境にずいぶん落ち着いた犬になりました。EDでショックだったのか、先端が入って本懐を遂げた・・って思ったのか。まぁ男として聞きたいところです。
Commented by very blue at 2010-06-21 02:28 x
モーリー君、天命を全うされたのですね。
ペットの最期・・・心に刻まれますよね。
居残りさんに「私がいつかあの世に行ったときは、また一緒に暮らしたい」とまで言われたモーリー君はとても幸せな一生を送られたのだと思います。
元気出して下さい。
Commented by nyakoo at 2010-06-21 11:56 x
はじめてコメントさせて頂きます。nyakooと申します。

モーリー君は居残りさんがご主人様で幸せでしたね。
私も16年一緒に過ごした柴と数ヶ月前にお別れしました。
と言っても8年程前に私は実家を出てしまいましたが、まあ近くなので時々遊びに行っていました。
晩年は逢う度に年をとっていくのがわかりましたので辛かったのを思い出します。
医者には止められましたが、昨夏は車で父の実家の青森まで一緒に行きました。すごく楽しそうでしたよ。
最後の遠出旅になりました。
動物は良いですけど、いつか別れがきますからね。。

長文失礼致しました。
Commented by inokorisan at 2010-06-21 22:02
>very blueさん
私は元気ですけどね。(笑)どうも私の死生観が特殊みたいで、悲しいは悲しいけど、落ち込む事や涙を流すことはないのですよね。オヤジが死んだときも涙でなかったので、社員に悲しい時は涙を流すものです。って言われたことがあります。基本は人間でも犬でも思い出では生き続けると言うことで、また来世では会えるじゃないかな・・なんて思っています。
Commented by inokorisan at 2010-06-21 22:08
>nyakooさん
はじめまして コメントいただきありがとうございます。
ペットの生活にはいつか別れがあると分かっているですけどね・・実際にやってくると悲しいものです。
よく私も車に乗っけて出かけましたが、窓空けて、胴長を生かして、窓の外に顔出して、楽しそうでしたよ。そういうのを思い出すと、また犬を飼いたいな。なんて思ってしまいます。

どうぞこれからもコメントしてくださいな。

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